9ヵ月
月日が経つのは早いものです。
すっかり秋の気候になり、朝晩は肌寒くもあります。
人生を見直し、今を変えたくて、自分を変えたくて。一度きりの人生。自分で選んで後悔してでもチャレンジしたい。
そんな気持ちで外資の門を叩いて早9ヵ月が過ぎようとしている。
COVID-19により、信じられないくらい世界は変わり、私の生活にも大きな変化をもたらした。
2020年1月時点ではどこ吹く風のウイルスがこんなにも世界的に蔓延し、影響を及ぼすことになるなんて誰が予想しただろう。正直かなり驚いた。
賑わいを見せていた商店街や観光地、夜の繁華街は静まり返り、イベントや飲食店経営、百貨店などが窮地に追い込まれた。いや正確には今も窮地に追い込まれている。
何もかもがWebのツールに置き換わり、コミュニケーションの方法も変わった。
リモートやテレワークという言葉が広がり、Zoom飲みなんてものがバズった。
映像、チャット中心の非対面でのコミュニケーションが主流に。おまけに訳の分からない新種のマナーも出てきた。上司を上にとか、画面の上座下座とか。笑
対面の場合は脱3密、ソーシャルディスタンス。外出は自粛ムードが続く。それを破ると総叩きにあう。風評被害や、県外ナンバー狩り。
実家に帰ることすら、家族に会うことすら気を使い、難しい状況になった。
この先の人生で同じことは起こるだろうか。亡くなった方もいる中で不謹慎だけど、貴重な経験。
仕事は今までと異なる能力を磨く必要が出てきた。
・ファシリテーションスキル
段取り、進行。
時間配分もWeb面談では重要。
30分でもかなり長い。一方的になりすぎると飽きるので、ワンセンテンス毎のキャッチボールを意識しないといけない。
・考える力と質問する力
質問したり、説明したりするための考える力。これが今までよりかなり必要になる。端的、論理的、わかりやすくして必要な情報を引き出す聞き方が必要。
言葉で書くと簡単だけどいざ実践となると難しい。うまくいかないの連続だけど、間違うことを恐れるな。って自分に言い聞かせ、日々仕事へ向き合う。
でもこんなこと言えるのは職を失わず、安定して働ける環境があるからであり、ある意味贅沢な悩みだ。
実際、イメージと異なったことは沢山あった。
上っ面よ綺麗事は言えるけど、実態はやっぱり違う。顧客の要望より目先の売上。物売りメイン。どうやって短期クロージングして売り上げを出すか。そして何より、社内ベテランのご機嫌とりが重要である。
そして、自分を信じてあげることの必要性も学んだ。実力は下なのはわかってるので、どうしても億劫になる。年上の人達に高圧的に言われる。けど、自分の判断が正しいこともあった。
職務については、向いてないなと思うことが多々あった。最前線にいるけど、1.5列目が向いていると感じる。エースストライカーではなく、セカンドトップ向きだという気づきもあった。
メンバーは沢山入れ替わり。下々には知らされないけど、静かに走る早期退職プログラム。
本当に色々あった。後少しで1年。
ローンの本審査申し込みも終わった。
後は融資。
それまでは辞められない。
まだ続けます。
もう少しだけ頑張る。