引き渡し日程が決まったので引越しの準備のため見積もりを取る。
もう本当に人が赴いてなんていうことはなく大体webで完結。
一括機能は便利だけど、10社くらいから連絡かかってくるので、使ったことある業者さんと+1社に絞って依頼。
・アート
・アーク
・スター
の3社で比較することに。
主に嫁が対応していたので任せていただが、アークさんだけ直接訪問で家にこられた。
会議中で嫁さんに任せっきりだったが、一区切りついたので合流。なんだか声のボリュームが大きくて気になった。
まあ、決めてくれ。いくらならいいですか?という状態だ。
私:いや、無理 比較するよ。相場がわからないから。妥当性判断するから3社は取る。
営業:わかりました。
営業:そのかわりこれにサインを(ウォーターサーバーサービス申込書)
私:いや、いらんよ。使わんし。
営業:いや、断ってもらっていいんで。
私:いや、だったら書きたくない。電話も面倒
営業:いや、でも書いてもらわないと帰れない
私:いや、知らんよそんなん
営業:いや、そこをなんとか
私:(しつけー)
私:わかったよ、書きます
嫁が書き出す
電話番号下一桁を変える為、3だねというも
いや、2でしょ。と嫁
意思疎通失敗、私の携帯番号が間違うことなく書かれたのであった。
後日鳴り止まなかったのは言うまでもない。
営業:「比較した後、価格の件、一度相談すると約束してください」
私:いいよ。そのくらいは。
こんなに粘るならさぞかし頑張るんだろうな。。。
営業:電話一本いいですか?上司に報告を。。
・決めてもらえなかったこと
・ウォーターサーバーのサービス用紙へのサイン受領
・価格の再チャンス有無
ざっとこんな感じで報告を入れていた。
戦略?とは思えないが、聞いていて気持ちの良いものではないね。
お客には関係ないもの。外でやれよって思う。まあそうは言ってもこのしつこさと粘り強さはわかった。他が安かったら指値として伝えることを約束し、お帰りいただいた。
結果
アート:10万円→7.7万円
アーク:12万円→GiveUp
スター:連絡なし。論外
なんやねん。早々にGiveUpした。笑
大手は高いというイメージが覆った。アートさんの値引き幅はびっくり。逆にいうと最初の金額はなんなんだって感じだけど。安く済むならOK。アートさんで進めることとなった。
しかし、引っ越しの営業さんって大変だろうな。価格の叩き合いという意味では私の業界でも同じことは起きるのだけど、お客様の知り得ない技術や作業これらが付加価値として載せることができたり、微妙に実装できることが異なるので、その価値の差額というのは存在する。
でも「物を運ぶ」というフィジカル的な作業内容で後は人日工数とトラックのサイズ。
叩き合いにされやすい業界だ。養生とかバイトじゃない専任スタッフが対応するとか、
もちろんこの業界ならではの付加価値要素はあるのだろうけど、とても差別化しにくい。運ぶのは一緒だからね。事故も起こされたことないですし。
だから暮らしの支援ということで何処かと業務提携して上記のようなウォーターサーバー現象のようなことが起きるのだろう。でも、アークの人見ていたら気がついてくれ。これ、成約率何%ですか?即決しないお客に対してサインだけでもと食い下がる営業のガッツはいいけど、完全に時代錯誤。
通用するのは高年齢のおじいちゃんとかおばあちゃんが孫に似ているからっていう理由くらいだと思う。副業の方で本業のファンを落としているような気がして、なんだかとても気の毒になった。マーケティングについて偉そうに語れるほどノウハウもナレッジもないのだが、この時代の戦い方っていうのを考えた方がよい。
自分で調べ、確認し、営業が訪問に来る前に買うところを決めてるのが今の時代。
他の会社がWeb対応していて価格も安い、一方で訪問形式で付加価値もなく、無理矢理サインをさせ、価格もあれだけ息巻いていたが、結局全然がんばれない。ほぼ最後の引っ越しになると思うが、次あったとしても声かけないだろうな。
スターさんに限っては独身時代に世話になったが、、時間を守らないどころの話ではなく、約束をし、それを守られなくてもこちらからわざわざ連絡をして、
「電話もらう約束だったんだけどどうなっている?」と聞いてもその後電話がかかってくることはなかった。
利用者は現場一人一人の対応で判断する。
勝負の結末は細部に宿る。ってことで
アートさんよろしくお願いいたします。
つづく