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仕事から下衆な話まで色々書いてます。雑談が一番更新頻度高いです。あしからず。

熱波師たちが織りなす空間

ここ1-2年、サウナにハマっています。ハマっていると言っても全国各地のサウナ巡りとかをするわけではないですが。

近所のスーパー銭湯にたまに行って汗を流す。その程度のちょっとした息抜きです。

 

さて、「熱波師」と聞いてピンとくる方いらっしゃいますか。要はサウナパフォーマーでタオルを回して風を送ってくれる人です。いつからだ?とふと気になって、Copilotに聞いてみたら、アウフグースの歴史は古く、驚きました。


以下要約

アウフグース(または熱波)は、サウナ室内でロウリュ(水をかけた後の蒸気)を立ち昇らせ、タオルなどで撹拌しながらサウナ客に熱い風を送る技術です。このエンターテイメント性の高いパフォーマンスは、日本では熱波師と呼ばれる人々によって行われます1

アウフグースはドイツで1947年頃に注目され始めました。第二次世界大戦後、戦争のトラウマでサウナ利用者が減少したことに気づいた施設は、サウナ担当者が利用客と一緒にサウナで時間を過ごし、話しかけながらアウフグースを行い、人々のサウナ利用を促進しました。このタオルテクニックと物語性を備えたショーアウフグースは、サウナファンの間で話題となり、多くの国でアウフグースチャンピオンシップが開催されるほどの人気となりました23

日本では、北海道札幌市の札幌テルメがアウフグースの元祖であり、その後全国で普及しています。アウフグースは、タオルを振り回すだけでなく、うちわを使う場合もあり、日本では「熱波」とも呼ばれています45

熱波師たちは、さまざまなアロマオイルを使用し、タオルをジャグリングのように回しながら、音楽や映像と同期させたエンターテイメント性の高いパフォーマンスを提供しています。1

アウフグースは、ヨーロッパのサウナ文化に欠かせない要素となっており、日本でもアウフグースフェスなどのイベントが開催され、熱波師たちが技術を競い合っています34

 1: アウフグース - Wikipedia 2: タオルを振り回すだけではない…世界一を目指す「日本の熱波師」たちの異様なサウナ愛 3: 日本サウナ・スパ協会主催 Aufguss Championship Japan2022 4: 熱波師の仕事の流儀 〜サウナ業界を盛り上げ続ける、7人の熱波師と温浴コンサルタントを徹底取材!



検定は熱波アウフグース協会が仕切っているらしいです。

neppa.jp

という嘘のような名前ですが本当に協会があります。

 

近所のスーパー銭湯のサウナにはいつからか「熱波師」と呼ばれる人が来るようになりました。アウフグースイベントをするようになり全国?から多くの有名?な熱波師さん達が仰ぎに来るようになり、サウナー達が集う場所になってゆくのでした。

 

いつもは予約制で専用バンドを受け取った人が入れる仕組みになっているのですが、たまたま欠員が出たのか枠が空いているとのことで、私は人生で初めてアウフグースイベントに参加することとなりました。元々そんなに長い時間入っていられるタイプではなかったので、一番下の端っこのおそらく一番緩いであろう場所を確保。ちなみに私以外のサウナー達は上から座って行きました。(マジかよ)

 

座席パンパンになったところで扉が閉まる。アウフグースイベントはBGMガンガンかけてロウリュ(サウナストーンに水かけて蒸気を出す)して、それをでっかいタオルで参加者に仰いで熱波を届けて発汗を促すというもの。

結論、次元が異なる暑さでした。鳥肌って暑い時にも出るんです。熱波で皮膚がゾワっとする感覚が続いていきます。

BGMは3曲。

1回戦→睡蓮花

2回戦→HOTLIMIT(暑さの限界を超えていこうぜ)

3回戦→??? ギブアップで聞けなかった。

 

HOTLIMITで文字通り限界を迎え、退室。水風呂が苦手なので、掛水を頭から被り、外の椅子へ腰掛ける。私は整った。

 

うまく言語化できないが、おそらく人生で初めて整うという行為を経験をした。水を被り冷たい夜風にふかれ、20分弱、頭をまっさらにし、椅子に身体をあずけた。

 

 

薄れゆく意識の中、リベンジを夜空に誓って静かに目を閉じた。