早いもんでKLCでの2回目のトライ。梅雨も開けて炎天下の中、今回は9時チェックイン。前回より若干遅め。
嫁さんは受付済ませて、一足先に採卵準備へ向かいました。私はひたすら待ち。現在進行形だけど多分また1時間程度だろう。
不妊治療の男目線の日記なので、待ち時間の間、採精に関する愚痴を。
採精については女性の採卵と異なり、なにも麻酔されてチン棒に注射針を刺すわけではなく、専用の容器へ銃弾を放つだけ。
原理原則的に性的興奮をしないと、その行為に至れないわけで。
もう含みで書くの面倒なので、わかりやすくかいていくが、自慰行為して精液を出す、それを容器にいれて、提出する。勿論ダイレクトに容器に入れないといけない。
前回綴ったようにクリニックにより、個室の中にあるオカズ(エロ本、AV)を用いて自慰行為を行う。
愚痴その1 オカズがねぇ!
そうなんです…ない場合があります。前行ってたクリニックは採精部屋2つ。初回はエロ本ありましたが、コロナ影響でなくなりました。
つまり、自力で準備するしかないんです。幸い私はデジタル強いし、Fanzaユーザーなので、スマホあれば問題ないですが、これ、持ってない人やクラシックにエロ本、ディスク派の人もいるでしょう。どうするんだろう。その場合奥さん出張るのかな…
愚痴その2 気分がのらねぇ
さっきも書いたけど、不妊治療で体外やる時って大体早いんですよ。9時とか10時とかに採精するわけです。普段なら恋人、嫁さんとそれなりの雰囲気があって、徐々に…という感じだと思うが、こと治療に関してはその余韻はまったく不要。必要なのは精液だけ。
対して広くもない慣れない個室に、普段そんなことしない時間帯に、雰囲気ゼロで、
「ハイドウゾコレツカッテヌイテクダサイ」
これって結構男性側として辛いこともあるのよ。とお伝えしたい。
たまに出せない人もいるみたいだけど、どうぞ責めないでくださいな。
KLCの前のクリニックではマジで出なくて焦ったことがあります。椅子もないような一畳の納戸みたいなところでやったことあります。
一度逝ったけど、量が全然でなく、もう一度勃たせてなんとか出しました。勿論、美人の看護婦さんが手で手伝ってくれるなんてのはAVの世界だけです。
愚痴その3 難しいねん
さっき書いた通り、ダイレクトに容器に入れないといけない。これが何を意味するか。
オカズの準備はクリニックによりまちまち。しかしながらオカズがあるといっても、好みがあるかは別のお話なのだ。
つまり、設備がない、あるいはあるけど
「いつもフィニッシュはこれに決めてるンだわ」
って人は自前のスマホでオカズを鑑賞しながら自慰行為をする。私は最近FanzaのVRがお気に入りだ。そして私は右手が利き手だ。つまり左手で動画を見ながら、右手で自慰をし、最後には容器に入れないといけないわけだ。
タイミング誤った場合はアウト。容器に入れられないとおしまいだ。かといって安全を気にしすぎると、完全にイケないし量が微妙。容器開けて置くのは埃とか入らないか気になるので嫌だし…。
だからあらかじめ容器のフタ空けておいて、ギリギリキワキワのタイミングで携帯を投げ捨て、フタどをどかして入れないといけない。
忙しすぎる。今まで気持ちよく爽快感のあるフィニッシュした記憶がない。
とどうしようもない文句をたれてみる。
差し込んでそのままイケて、そのまま渡せるようなTENGAの延長線の容器作ってくれないかな。コスト的に無理か。笑
さて、嫁さんの採卵が、無事終わったようです。呼ばれたので、採精に行ってきます。
つづく