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仕事から下衆な話まで色々書いてます。雑談が一番更新頻度高いです。あしからず。

始まりの土地

先日大門浜松町を訪れる用事があり、それらならばとあちこち思い出の地を仕事の合間に回った。ドラクエ6レイドックの回想を拾い集めるイベントが如く、当時お世話になった地を回った。

大門浜松町。1社目の会社で担当したお客様が大門にあった。主要のお客様ということもあって毎日通い詰めた。当時は歴史長く年季の入ったビルだったがすっかり改装、新設され輝くように聳え立っている。

商談の合間に使った上島珈琲店。昼食によく通った中華料理。そして芝大神宮。今私がビジネスマンとしてなんとかやれているのは誰がなんと言おうとこの土地のおかげだ。もし何か偉大なことを成し遂げることがあったとして、何故成し遂げられたのか?と問われたら、間違いなくこの地での下積み時代の出来事を話すだろう。

嬉しい日も、辛い日も、雨の日も風の日も。暑い日も寒い日も。色々あった。始まりは尊敬していた上司と、そして独り立ちして一人で。最後には後輩と。かけがえのない時間を大門で過ごした。コロナの影響もあってど平日に訪れたのは2年ぶりのことだった。

なんだかノスタルジックな気分になり、ちょうど10年で変わったことと、変わらなかったことというお題が目に触れたのでこの記事を書くに至った。思い出話がてら語ろう思う。

 

大門には味芳斎という中華料理というか薬膳料理やがあり、そこの激辛麻婆丼がめちゃくちゃ美味く、はまっていた。昔は11時半までに入店するとワンコインで食べられることもあり、お客様先訪問後に立ち寄っていた。

味芳斎 本店 (ミホウサイ) - 大門/中華料理 | 食べログ

支店と本店があり、支店は広く本店は狭い。10人くらいしか入れない。私はよく本店に行ってた。

当時はちょっと怖い感じのタッパのあるお兄さんが中国人のコックに檄を飛ばすのが通例。初めてだったり、慣れていないと不快な思いをする人も多いだろう。ただ通い続けると優しくなる。よく11時半回っているのに黙って500円で食べさせてもらった。他の人はちゃんと通常料金だったが、600円のつもりで1000円渡すとシーというジェスチャーをしながらしれっと500円のお釣りをくれた。そんな小粋な兄貴がいるお店だ。

この日も訪れてみたが、女性のスタッフのかたで、兄貴の姿はなかった。残念だ。

 

 

10jinja.tokyo

そして芝大神宮。勝率100%のお守り。天照大御神。細いことは省略。早い話パズドラのこの人。

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社会人2年目から毎年商売繁盛のお守りを買い新年のスタートを切っていた。当時の上司はチーム全員のお守りを買って配る。上司とはチームだったから、今年もよろしくね。と私にもお守りをくれた。これが新年のルーティンだった。そんな尊敬していた上司は先に退職。私がチームを引き継ぐ。今度は私の番。15名くらいのメンバー全員分のお守りを買って配る。それが文化で恒例行事になっていた。それを続けること 5年。私も卒業。その後この文化はどうなっているかはわからない。誰かが受け継いでくれてることを願う。

転職して会社もお客様も変わってもなんだかこの地を忘れられず、毎年新年の初詣はここで商売繁盛のお守りを買うことに決めている。結果今のところ年間目標未達の年はない。私にとっての守り神だ。

これにはちょっとした裏付けもあり、知り合いの占い師に占ってもらったが、どうやら私と天照大御神さまは愛称良いらしい。その人いわきに住んでるし、別に大門で仕事してるとかそんな情報一切ないのに、アンタは天照大御神さまだね、芝大神宮行きなと驚きのワードが出てきた。いや、毎日目の前通ってるよと。

そんな巡り合わせもあるので、ますます無下にできない場所と神様なのだ。

 

 

どんなに辛くても苦しくても泥水舐めても、ぼろぼろでも立ち上がることができるのはこの地での下積み時代のおかげだ。

そんなことがあっての今だから、まだやれる、こんなところで折れてたら顔合わせられない。またいつの日か出会えた時胸を張って会えるように俺はやるんだ。と心を震わせ戦い続けることができてる。

 

10年の月日であらゆるものが変わっていったが、軸はこの場所。感謝の気持ちを胸にこれからも仕事に邁進する。

 

 

P.Sちなみに変わらずパチスロが好きです。

 

終わり。