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仕事から下衆な話まで色々書いてます。雑談が一番更新頻度高いです。あしからず。

リスペクトと偏見

先日、と言っても11月の話。20年以上になる友人と飲んだ。コロナもあって3年ぶりのことだった。この友人とはよく深酒をする仲でこの話に出てくる主要人物だ。笑

 

dounaru-orenojinsei.hatenablog.com

 

その日も遅くまで歌舞伎町で飲んで、結局私はホテルをとって泊まっていくことにした。事前に許可を得ていたとはいえ、嫁さんの心の寛容さには惚れ惚れする。

友人の先輩と三人で飲み歩いたのだが、その先輩とは7年ぶりの再会だった。酒も進み、何軒目だろうか。先輩が女の子の店に行きたいと言ったのをきっかけに久しぶりのキャバクラへ。

 

キャバ嬢との会話は勉強になることも多い。少しだけ営業マンに似ている部分もある。何でここで働くことになったのか?とかバックボーンを聞き出すような会話になることが多い。どこ出身なのか、なぜ夜の世界に入ったのか。その人が大切にしていることをそれとなく聞き出す。単純な興味だ。その人がどうというわけでもなく、逃避行したいということもなく、いろんな人生があるのだなと。私も頑張らないとと。何なら自己啓発の一環といっても過言ではないのではないだろうか。

 

そんなリスペクトを伝えつつ会話をしていると、偏見を持つ人もいるなか、珍しいとよく言われる。ひでぇ酔っ払いのおやじのお客さんも多いようだ。

キャストの方は表面上とても柔らかな人でも芯には強いものを感じる。負けん気や、理不尽な要求に耐えたり、クレームには頭を下げたりと本当に営業に似ている。

 

TimeUpとなり、退席。延長はなし。1名5k位だろうか。フリーで初回ということもあって女の子が目まぐるしく変わっていった。結果20分に1回ペースで3人の方とお話しすることとなった。社会人になってからはよくLINEを聞かれる。見込み客を作るためだ。そういえば学生時代はあんまり声かけられなかったが、金持ってない奴に渡す名刺はないわな。w

 

連絡先は断るのもな・・・ということで一旦交換。その後大体翌日かすぐ後にありがとうLINEが届く。今回は翌朝だった。

酔いも冷め、電車で自宅に帰る途中にLINEが届くが、私はそれを静かに非表示にしてブロックをする。我ながら冷静に残酷だな。と感じた。

 

なぜなんだろうとフレッシュな頭で考える。

多分こういうことだ

 

・やましいことはないが、万が一にでも嫁の目に触れてしまうと面倒だし嫌な気持ちにさせるかもしれない

・最初は世間話でもそのうち営業LINEが飛んでくるってわかっている為

・その時だけの楽めれば良く、それ以上は望まない

 

真実の愛に発展する可能性もあるのだろうが、あくまででもサービス提供する側とされる側。別に心の空白を埋めるためにキャバへ行くのではなく、単なる付き合い。お金払っている以上はただ無言で酒を飲むのも面白みがないので、会話を楽しみながら酒を嗜む。プライベートなんだけど、プライベートではなく、こっちもあくまでビジネス、杓子定規。

惚れるつもりもなければ、惚れられるつもりもなく、多分連絡取ったとて、いつかくる暇だよ〜遊びきて。の連絡で一気に面倒になるのだろう。

何だか損な性格だなぁと自分でも感じる。いっそコロッと落とされてハマってしまうような人生の方が幸せなんじゃなかろうか。

 

今度いってLINE交換したら連絡取ってみようかな。w

一度営業を受けてみたいとも思う。

 

おわり。